(2010.04.28)

努力次第で輝くことができる
ペットショップ店員    増田隆良さん    26歳

 ワンダフルワークス第11回目のゲストは、犬・猫・小動物・観賞魚など約2,000種以上のペットと、20,000点を超えるペットフード・用品を販売している「ペットエコ横浜都筑店」で働く増田隆良さん。仕事に就くまでの道のりを模索しながらも出会いを重ねていったことが、増田さんが仕事のやりがいを見つけることにつながっていました。

人との出会いの中から今の仕事に就くことができた

質問
―増田さんのお仕事の内容を教えて下さい。
増田さん
うちの店は、犬・猫の「DOG & CAT館」、観賞魚や水草の「アクア館」、小鳥・小動物・爬虫類・昆虫の「キュート館」に分かれているんですが、僕はDOG & CAT館で、ペット用品売り場の担当をしています。
質問
―この仕事にはどんなきっかけで就いたんですか?
増田さん
僕は兵庫県出身なんですけど、横浜に来るまではずっと兵庫のホームセンターで働いていたんです。その時に、ペットエコを経営している(有)ヨネヤマプランテイションの方と出会って、その縁があって横浜で働き始めることになりました。
質問
―人との出会いの中で今の仕事を見つけたんですね。
増田さん
そうですね。ホームセンターで働いていた時に小売業についていろいろ勉強させてもらって、5年ほど働いているうちにそこで仕事をしていることのやりがいや、本当に貢献できてるのかなってことに疑問を感じ始めていたんです。その時にちょうど縁があって、1年半ほど前からペットエコさんで働かせていただくことになりました。
質問
―増田さんのように、求人票には載っていない直接のつながりというか、そういった人との出会いの中から仕事が見つかる人って意外に多いと思います。以前からペットの仕事に興味はあったんですか?
増田さん
ペットの仕事に就きたいと思っていたわけではないんですが、前職で小売業のおもしろさを感じていたので興味はあったんです。それに、ずっとペットは飼っていなかったんですけど、ちょうどミニチュアダックスフンドを飼い始めた頃にこの仕事にも出会えて、タイミングもよかったと思います。

ほめられたらうれしいし、うれしい気持ちで伸びたほうがいい

質問
―仕事をする上でどんなことを心がけていますか?
増田さん
ペット連れでいらっしゃるお客さんも多いので、売り場のゴミとか、お店の周りに吸い殻が落ちていたりしないようにとても気を使いますね。やっぱりペットがゴミを食べてしまったりすると危ないですし、命に関わる仕事をしている意識で働いています。
質問
―ペットエコは若いスタッフの方が多いですね。年下のスタッフも多いと思うんですが、仕事で怒ったりすることはありますか?
増田さん
基本的には怒らないですね、僕も怒られたくないタイプなので(笑)。僕自身、怒られて伸びる方じゃないし、怒られて伸びるタイプの人はいないんじゃないかなとも思うんです。
質問
―同感です(笑)。
増田さん
怒られて伸びる時は、怒られてイラッとした反発心から伸びると思うんですけど、基本はやっぱりほめられたらうれしいし、うれしい気持ちで伸びたほうがいいと思うんです。なので、いいことは褒めてあげて、よくなかったことは怒る前に、なんでよくなかったのかっていう話だけするようにしています。
質問
―この仕事をしていてよかったと思うのはどんなことですか?
増田さん
縁があって横浜で働くことができて、その縁がなければ、ここでいっしょに働いている人たちや、お客さんたちとも一生出会うことがなかったんじゃないかなと思うんです。仕事を通じていろんな人と出会うことができたのが、仕事をしていて一番よかったなと思うことですね。

努力次第で誰でも輝くことができるのが、小売業の魅力

質問
―増田さんは前職からずっと小売業の仕事をされていますが、小売業の魅力をどんなところに感じますか?
増田さん
小売業は、他の仕事に比べて才能や学歴はあまり関係なく、努力次第でどうにかなる世界、その成果が早い世界だと思うんです。勉強ができなくても、お客さんと楽しく話せればすごいことだし、たとえ画期的なアイデアが浮かばなくても努力次第で輝くことができるのが、小売業の魅力だと思います。
質問
―知識や技術よりも、コミュニケーション能力がストレートに活かされる仕事という感じがします。
増田さん
実は最初にホームセンターで働き始めたのも、大学受験に落ちて浪人していた時に、人に会いたくなくて外に出なかった時期があって、昼夜逆転した生活を1ヶ月くらいしていた頃だったんです。でもこんなんじゃよくないなと思って、同世代の若い人に会わないで済みそうだからという理由でホームセンターでバイトを始めました。そこでバイトを続けていくうちに社員にしてもらえて、その時に小売業の楽しさを感じ始めたんです。
質問
―最初に仕事を始めた時はどうでしたか?
増田さん
大学に落ちたことで、周りの友だちから今何をしてるか聞かれたくなくて、そこに自信がないから家にいたんですけど、親にはこれまでいろいろしてもらってきて迷惑かけられないと思いましたし、外に出て最初に友だちから今何をしてるか聞かれる時がつらいだけで、それからは気になりませんでしたね。
質問
―負い目を感じることがあっても、最初を乗り越えたことであとは気にならなくなっていったんですね。
増田さん
ある意味けんかといっしょで、長引けば謝りにくくなるというか、早めに片付けといた方が楽というか。なんでも一番最初が勇気いるし、いやなことだと思うんですけどね。
質問
―では最後に、同世代の若者に向けてメッセージをお願いします。
増田さん
僕は最初ホームセンターで、夜に働くと学生が多いからそれを避けて朝から昼ぐらいまで働いてたんですけど、親と同じ世代のパートのおばちゃんが昼は多いんですよね。すると、そこでいっしょに働くおばちゃんたちは寛大なんですよ。何かする度に、「ありがとう助けてくれて」って喜んでくれて、最初はもうそれだけでうれしくて。周りで働く人たちのためになることをしようってやっていくうちに、仕事ももっと任せてもらえるようになって、おばちゃんたちが心強かったんです(笑)。小売業とか関係なく、やっぱり仕事は楽しいものだと思います。
質問
―ありがとうございました。

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