横浜市こども青少年局では、子どもから青少年までの育ちや子育て家庭を支援をする取り組みについて、今後の計画をまとめた「かがやけ横浜こども青少年プラン」(横浜市次世代育成支援行動計画/後期計画:平成22~26年度)の策定をすすめており、現在、素案を公表し、3月12日まで市民の意見を募集しています。
子どもから青少年へと成長する過程で、一人ひとりがステップアップしながら生活していくことを支援するために今何が必要だと感じるか、ご意見をお寄せください。
「かがやけ横浜こども青少年プラン」は、すべての子ども・青少年を対象に、子ども・青少年が一人ひとりの状況に応じたきめ細かな支援を受けられることを目指しています。また、家族の形態や保護者の就労状況などの個別の状況に関わらず、家庭が子育てに十分に力を発揮できるよう、すべての家庭を対象に支援を行います。
特徴は、子ども・青少年が切れ目ない支援を受けられるよう、成長段階にあわせ一貫した支援を行うところ。生まれる前から乳幼児期を経て青年期に至るまで、ライフステージに応じて一貫した支援を展開していきます。
横浜市こども青少年局企画調整課長の宮本正彦さんは「子どもが生まれる前からの支援と青少年の支援とはそれぞれ別のことではなく、支援が段階を追ってつながっていることが大切です。人と人とのつながりの希薄化が目立つなか、自分一人でなんとかしようというのでなく、誰かとつながっていることが必要。人と人とのつながりも、成長してからいきなり人間関係を作ろうとしても難しいことなので、乳幼児期から思春期・青少年時期までの支援を段階的にしていくことがポイントと考えています」と話します。
「かがやけ横浜こども青少年プラン」が掲げる10の基本施策の1つには、「困難を抱える若者の自立支援の充実」があります。この施策では、困難を抱える若者一人ひとりの状況に応じて、社会・経済的な自立に向けた新たなスタートを応援する環境を整えることや、青少年一人ひとりの状況に応じた職業教育の場・機会を整えることを目指します。
具体的な取り組みとしては、青少年相談センターの機能強化(訪問支援やひきこもり出前講座など)、よこはま若者サポートステーション・地域ユースプラザ・よこはま型若者自立塾の推進、企業・NPO情報ウェブサイトの運営を通じて、相談・支援・情報提供体制の強化と社会参加・就労体験プログラムの充実を図ります。
宮本さんは「子どもから青少年へと段階を踏んで成長していくことが大切です。そして、あるステップを踏めなかったらもうそれでだめというのではなく、もう一回そこに戻ってやることができるというステップを大事にしていきたいと思っています。青少年相談センター、よこはま若者サポートステーション、地域ユースプラザ、若者自立塾など、それぞれの取り組みはここ数年で充実してきました。でも、そこで一人ひとりがしっかりステップアップしているかというと、足踏みしてしまっていることもある。これからは、その次の段階に行くために、ひとつひとつの支援をつなげていくことが大切です」と話します。
若者自立支援の施策では、「次のステップアップにつながる就労の場づくり」や「学齢期・青年期からの早期支援に向けた取組」にも重点を置き、横浜市子ども・若者支援地域協議会(仮称)を設置することで、「若者を社会全体で応援する仕組みづくり」を計画しています。
「働くことをゴールにするのは大事なことですが、一気にそこまでいくのは難しい若者もいるので、ステップアップしながら成長できるよう、体験と就労の間に入る中間的な形態があってもいいと思っています。また、若者を一括りにして判断するのではなく、一人ひとりを評価していくことが大事。この人が今どのステージにいて、次のステージでどこを目指しているかを共有し、その人に応じた次の段階に向けた支援をしていくことが必要です」(宮本さん)
「かがやけ横浜こども青少年プラン(素案)」についての意見応募は、郵送(はがきフォーマットはホームページよりダウンロード可能)、FAX(045-663-8061)、電子メール(kd-kikaku@city.yokohama.jp)のいずれかの方法で。
「今自分が置かれている状況でこんな支援があるといいなとか、自分の小さい頃を振り返ってみて、小学生・中学生・高校生の時にそれぞれこんなことをしてくれてたらもっとよかったな、ということを言っていただければと思います。今何を不安に感じているか、何が足りていないと感じるか、ぜひご意見をお寄せください」(宮本さん)
募集期間は3月12日まで。「かがやけ横浜こども青少年プラン」の詳細についてはホームページよりご覧になれます。
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